2005 バンクーバーとビクトリアへの旅

(2005/5/1〜5/5 Vancouver,Victria,BC. CANADA  文責:エマ)

 またしてもStars on Iceがらみの旅です(笑)。
 今回はバンクーバーに1泊、ビクトリアに2泊の予定。基本的にショーを観るのが中心だけど、今回は初ビクトリアなので、観光ももちろん楽しみ!

 色々比較した結果、バンクーバーはホテルサイトから、ビクトリアは総合予約サイトからの予約がそれぞれ安かったので予約手配。
 どちらもそれぞれの会場から近いことが選択理由。バンクーバーは空港バスの停留所の近くということもあったけど、ビクトリアはまぁ、ダウンタウン全部徒歩圏内みたいなものだから(笑)。でもバンクーバーからのバス停留所が近かったのも大きな理由でした。大荷物であまり長距離歩きたくないもんね(^^;;

 飛行機は格安航空券と大差なかったので、航空会社から正規割引で手配。
 格安航空券でも予約と同時にフライトが確定するものもあるけれど、せっかく行くならマイルたまるほうがいいし、カード決済可能な旅行会社って意外に少ないから、そうなると選択肢が狭まってきて、いろいろ検討すると、航空会社で直接手配するほうが得な場合はありますね。
 休みをとる都合上、どうしても繁忙期ばっかりの旅になってしまうので、特にそう思います。
Gastownの蒸気時計  今度の旅の荷造りテーマは、2004年10月のトロント行きの時と同じく“全部機内持込”
 今回は途中の移動の都合から、なるべく荷物をコンパクトにしたかったのでした。

 直行便でバンクーバーに到着し、バスでホテルに向かうと、午後に入ったばかりの時間でまだチェックインはできず、フロントに荷物を預けて散策へ。
 実は熱っぽかったので、すぐにでもシャワーを浴びて休みたいところだったんだけど、仕方ない(^^;;
Gastown “歩きで行けるところ”ということで、2001年に初めて来たとき半日ツアーに参加したけど天候不良もあってバンの中から見るだけだったのと、その後何度もバンクーバー入りしているにも関わらず足を向けることがなかったので、ギャスタウンへ。

 観光客は日本人だけでなく、人種は多種多様。カメラを向ける人の途絶えることのない、蒸気時計でした。
狭小ビル  このビルはさほどでもないけども、こういう幅が狭いビルって、その強引さについつい目がとまります。
 中に入ったらどんだけ狭いんだろうっていう(笑)。

 適当に時間をつぶしたところでホテルに戻ってチェックイン。急いでお風呂に入って、氷もらってきて頭冷やして体調を整えてからGM Placeへ。
 ショーの様子は例によってレポを御覧いただきましょう。

 翌日、幸い熱は下がってました。サービスの朝食をいただいてからホテルをチェックアウト、スカイトレインでMain Street下車、降りた勢いで3分ほど歩いてPacific Central駅へ。
Pasific Central  VIA鉄道グレイハウンド、そして今から乗るパシフィック・コーチ・ライン(PCL)の総合駅。
 到着した時は1本前のが行ってしまったばかりだったので、とりあえず次の便のチケットを購入、コーヒーやお菓子など買い、一旦駅の外に出て散歩するなどして時間を過ごしました。

 駅の手前の木に咲いていたのは↓こんな花。

 ほぼ満席のバスは順調に港へ進み、バスごと乗船、大きな荷物を残してバスを降りてデッキに上がり、約1時間30分の船の旅。
何の花でしょ??  デッキに上がってしばらくしたところで、どこかで見た顔とすれ違う。
 『い、今のはもしかして?!』
 そう、CSOIツアーメンバーも乗船していたのです!
 ここで見かけたのはジマーマン、ジェフ、トッド達。
 別に見かけただけなんで後のことは知りませんが、ハァ、乗ってるんだねぇ〜。
 そういえばツアーはバスで移動しているんだっけ?
 なら、バスごと乗船できる船の移動がビクトリアへ行くには効率いいだろうから、冷静に考えれば驚くほどのことでもないのか。
船から見る景色  席を見つけて、お昼代わりにパンをつまむ。
 窓の外は雨粒はさほど見えない。雨、上がったのかな?  中からは分からなかったけど、風が強い!! 雨粒が目に入る(泣)。島々は遠く霞み、海も空も“色”は陰を潜め、時間の感覚も方向の感覚も消えてしまいそう。

 ボーっとしてたところで気が付くとビクトリアの港が近づいた気配。バスが停めてある場所まで戻って再び乗車。私の荷物もちゃんと元の場所にあってホッ(^^;;
 その後も順調に移動し、ホテルの近くのドロップオフ・ポイントで下車、雨降ってます(泣)。でも若干空が明るくなってきたような。
The Empress Hotel  ビクトリアは観光地なので、ホテルもピンキリで多数あります。
 バスを降りた場所は屋根があったので傘を出す余裕はあり、そのまま少し歩いてホテルへチェックイン。荷物を下ろし、少し休憩してまだ時間があるので外へ。

 …晴れてます!! だいぶ日が傾いたところだけど、これなら傘いらず♪
 まずはお店が閉まる前にマーケットで水その他購入。その足で観光案内所へ行き、資料をもらう。
Beacon Hill Park  観光案内所がある場所はハーバーの近くで、景色も楽しい。さらに目の前にはホテル・フェアモント・エンプレス。これだけでも観に来る人がいるほどの高級ホテルですね(^^;;
 この空! 船の上でもこれくらい晴れていたら!(苦笑)

 その前を通って向かったのはBeecon Hill Park。

 ここも花の名所というので一眼レフにマクロレンズつけて持って来てみたのだけれど…花、そんなに咲いてました?(爆)

 まぁでも、なんとなく半周くらいしたところで空を飛ぶ鳥が巣に帰るような動きを見せ始めたところでもあり、この場所は日が落ちてからは歩かないほうがよいという話でもあり、夕暮れのハーバーを散歩したいと思ったのもあって、切り上げて海辺へ。
 海辺を散歩した後はバスチョン・スクエア近辺でサンドイッチを買ってからパブで1杯

 無難にフィッシュ&チップスにしたら馬鹿みたいに量が多く、根性で食べきったものの(笑)、もう何も入らない状態(^^;;
 サンドイッチは夕食にしようと思ってたけど、明日の朝食だな〜。
 お腹いっぱいで苦しく(笑)ホテルに戻る頃にもまだ空は暗くならず。

 カモメが空を飛ぶのが見えました。すでに見えない所まで歩いてきたけれど、やはり海が近いんですよね。
 バンクーバーも海が近い街だけれど、ホテルはもっと街中だったから、違う場所にいるのが実感できます。
The Butcart Gardens  朝。昨日の晩のサンドイッチを食べてから外出。途中の郵便局でハガキを出してからフェアモント・エンプレスの裏手まで行き、そこからバスに乗って目指すはブッチャート・ガーデン♪
 ビクトリアではお花狙いでマクロで勝負だっ。ポジフィルムも多めに持ってきたし、楽しみー!
 画像をごらんになる方は≫こちら≪をどうぞ。

 3時間ばかり滞在。日本からの観光客はバンクーバー以上にたくさん見かけました。さすが観光地。
 バス停で待ってる間にお話した日本人の御夫婦、これから10日くらいかけて旅をする最初に来たのがビクトリアだったそう。一方の私は今回はビクトリアが最終地。まだこれから行くところがあるなんて、うらやましい〜。…と、急に旅の終わりの寂しさが頭をよぎってしまいました(^^;;

 でも今回の旅は、むしろこれからがハイライト。Maさんと待ち合わせしているのです♪

 バスでダウンタウンに戻り、一旦ホテルで荷物の整理をしてから待ち合わせの場所へ。
 1年前にもバンクーバーのCSOIの会場で会い、半年前にも東京のSOIの会場で一瞬再会したという、SOIがらみでしか会わない状態(笑)だけど、これまでは短い時間であまり話せなかったので残念に思ってました。今回はショーの前に待ち合わせたので、ゆっくりお話できそう。
 Maさんが宿泊するホテルで待ち合わせて、会場近くの喫茶で缶ジュースで乾杯。
 ショーの時間が近づく頃にちょうど閉店時間で、別々に手配していたのでショーの間はしばしお別れ。

 時間はショー終了後へ。

 会場入り口付近で待ち合わせて、Maさんが是非行きたいということなのでダウンタウンの老舗のパブへ! ガイドブックで目にしていた名前なので私も楽しみ♪

 パブは一見入りにくい雰囲気なのだけど(笑)、中ではバンドの演奏が流れ、にぎやかな雰囲気。早速席に案内され、さて注文と思ったのだけどメニューを見てもよくわからない(笑)。
 とりあえずビールは直感で選んだものの、食べ物がね(^^;; わりに詳しく説明されているんだけど、わからない単語が混じっている(笑)。ここはMaさんのカンで注文し、ひさしぶりの再会を祝して乾杯♪
 その食べ物も大正解で、夜10時以降に食べるにもくどくなく、おいしかった♪
 バンドの演奏はオリジナルではなく、サンタナとかのコピーだったと思うけれど、あまりに音が大きく、話をするのも一苦労(笑)。でも時折拍手をしいしい、気が付けば日付が替わるまで話し込んでおりました(笑)。

 近くのMaさんのホテルのところで別れようと思ったら、危ないから途中まで送るというMaさん。いや、それじゃ帰りにあなたが1人歩きになっちゃって意味ないから!(苦笑)いい人すぎるよMaさんてば(;_;)。
 笑いながら歩きつつ、結局途中の交差点まで送ってくれたMaさん、本当に楽しかったです! どうもありがとう!(^_-)

 さて翌日の出発、ホテルから空港へのピックアップを頼んでおいたら、予約がうまく入っていなかったようで、急ぎフロントで手配しなおしてもらう。なんか以前にもこんなことあったよね(爆)。
 来てもらったバスで私より遅い便に乗るMaさんと再会(笑)。昨日の晩のお別れはなんだったんだ(爆)。空港まで話し込み、今度こそ「またね〜」とお別れ。楽しい滞在になったのはアナタのおかげでもあります。本当にありがとうね!!

 改装中だったVictria International Airportは、規模でいうと、国際線も出る日本の地方空港と同じくらいかな??

 搭乗までにまだ時間があったので職場向けのお土産を物色。ビクトリアのチョコレートがあったので大量購入。こういうのは、
 ある程度その場所がわかるものであること
 配りやすいこと(小さめの箱単位または個包装がベスト)
 適度に日持ちすることは必須条件。会社勤めの方には納得のことと思います。
 できればその土地の名産にしたいけど、日持ちしないとか好みの分かれそうなものは避けたいところ。国内だったら地酒を買っといて職場内で飲む時に提供することもあるんだけど、海外だと重いから職場向けにそこまではしないんだな(笑)。
 というわけで、お土産選びは“自分”が表れる行為、楽しい一方で試されているようなとこありますね〜。

 バンクーバーで乗り継ぎだったのだけど、次の便が30分ほど遅れるというので、お土産を買い足してコーヒーとブラウニーでのんびり待つ。

 免税手続きですが、200カナダドル(税抜)以上で1レシート50カナダドル(税抜)以上というのが条件。街中でそんな高額の買い物してないので(笑)今回もホテル宿泊代のみ。よって手続き不要。
 このときの宿泊代についたGST(バンクーバーとビクトリアは10%)は後日還付されました。そのあたりのハナシはこちらを御覧ください。

 機内では、隣になった方と「フライト中、どのタイミングでアルコールを摂るか」ということで話が弾みました(笑)。
 自分の身体からアルコールが抜ける時間をはかりつつ、到着何時間前とか、どのくらいの量でやめておくとか、そんな話でしたが、世界中あちこち出かけているという旅慣れた方で、ビジネスクラスにアップグレードされた時の話なども面白かったです。

 3泊5日と短かく慌しかったけれど、今回も体調不良で乗り込み(爆/そうじゃない時のほうが少なくないか?)つつも、楽しく過ごせました。御世話になった皆様に感謝!

 今回は特に、初めて来たビクトリアが気に入りました!
 でもまだ楽しみ尽くせてはいないので、また来ることができますように。

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