宇和・大洲・松山・高松の旅 (2004/5/15 〜 5/16)

+++ えひめ編 +++

文責:エマ




 カナダから戻って2週間もたってないのにまた旅行!(爆)
 友人から「春は蜜柑の花の香りが街に充満してる」と聞かされ、是非味わいに行きたいと思っていた時、ちょうどバーゲンチケットが発売になったんですねぇ(笑)。正直“勢い”でもあったけど、四国へは約8ヶ月ぶりに行くので楽しみにしてました!

 昨年寝坊してしまい、ようやく30分前に空港に到着したのとは違って、今回は余裕をもって1時間前には到着。でも混雑しているとかで、あまりぶらぶらすることなくすぐセキュリティに行きました。

 羽田は雲が多いなりに太陽が覗いていたけど、松山に着いたらさらに曇っている状態。 う〜ん、昨日までの天気予報では今日いっぱいは天気がもちそうだったんだけど、いやな予感。機内で見た天気予報でも、もひとつパッとしない感じ。
 とにかく気を取り直して、空港バスで市内中心部へ。駅前で降り、宿に荷物を預けて再び駅へ。

 今回は「超割」で行ったわけですが、JR四国が超割の半券(または航空券)を見せると「JR四国管内の特急自由席と土佐くろしお鉄道が一日乗り放題」という切符を3,000円で販売しているのです。
 今回立ち寄った松山駅〜卯之町駅単純移動だけでも、普通で片道1,580円、特急(自由席)なら片道2,560円かかる上、この区間が普通だと約2時間30分、特急だと約1時間、特急に乗らないととてもあちこち観て回るのは難しいことを考えると、かなりお得な切符だと思います。レンタカー借りない人にはいいと思いますね。

 愛媛県では現在「えひめ町並博」というキャンペーンをやっています。10月31日まで、南予の各観光地がそれぞれ街をあげてイベントを行っているのです。これに合わせた切符も6,000円(松山発だと2日間有効で、様々な観光施設の入場も可能)で売ってますが、松山で1泊して二日間とも南予方面に行ってあちこち見学して回るつもりでいないとお得感は感じないかなー。

 さて、松山駅で3,000円の切符を入手したものの、次の特急がくるまであと30分はある。ということで、改札の手前にある製造販売で出来立てのじゃこ天を1枚買ってホームのペンチでぱくり(笑)。うむ、出来立てはうまい! 

 そんなこんなで、ようやく特急に乗り込んだはいいけど、今日の予定をどうしようか未だ決めきれずにいたのでした(爆)。次の駅・内子で降りてまた鯛めし(ぜいたく卵かけご飯!)を食べるのもオツだよな…。しかし、駅からお店の往復と食べる時間を合わせると、次の列車がくる1時間後に間に合うか微妙。これを逃すと次はまた1時間後まで普通が1本あるのみ。時間のロスが大きすぎるな〜。
 というわけで内子はまたの機会にするとして、宇和へ行くことに。

 卯之町駅で降りると「町並博」関連で街の簡単な地図が置いてあるので入手。実は手持ちのガイドブックには詳しい地図がなかったのでした(^^;;
開明学校へ行く坂道  宇和の見所は開明学校申義堂米博物館などなど…なのだけど、開明学校に向かう道で、とうとう雨粒が落ちてきた! 傘をさすには微妙な感じなんだけど…。
 と、そんなところへどこからともなくスピーカー大音量で名前の連呼。

「最後のお願いに参りました!」

 …そう、この一帯・西予市は明日が合併後初の市長選だったそうなのです。車1台通るのがやっとの商店街に選挙カーがさしかかると、道路わきの店から人が出てきて、手を振り返している!
 いや〜、うちの周辺ではなかなか見れない風景だわ…。選挙カーが通っても、わざわざ外に出てきてまで手を振ることはしないものなぁ。とりあえず私も手を振ってみました。選挙権ないけど(笑)。

 先へすすんで細い道をだらだら登ると、ありました〜。開明学校! 手前にある民具館の受付で2館分の入館料で4館に入館できるチケットを購入。予定としては2つ回るので精一杯とは思ったのだけど、2館でも同じ値段だから一応ね。
開明学校  受付の人によれば、今日は「町並み」で明治時代の花嫁行列が行われるとのこと! しかも再現したものではなく、本当の花嫁行列。町中あげて準備を進めているのだそうです。それは興味津々。…がしかし、その行列、18:30からとのこと。Mちゃんと18:00に大洲で待ち合わせていたので、相談するまでもなく、行列見物はパス(^^;;

 この後天気が回復することはなかったけど、花嫁行列は無事行われたのかしら??
窓からの眺め 教室内からの眺め。町には教会があります。
 行った時は、明治時代の小学生たちの描いた絵や当時の教科書などが展示されていました。

 軒下にはてるてる坊主がたくさんぶら下がっていたけど…今日は力を発揮してくれなかったみたいです(^^;;

 開明学校の隣には、さらに早い明治2年設立の私塾「申義堂」。ごく和風の、寺子屋ですね。
明治の町並みの一部 これは中町の「町並み」。花嫁行列のために下げられた提灯が軒を飾ります。

 宇和で郷土料理の店があればお昼にしようと思っていたものの、意外とこの辺には食事処が少ないようで。ギャラリーを兼ねた喫茶店に入って和風ランチ(鶏肉と白菜の煮付け・味噌汁・ご飯・香の物など。美味でした♪)にしましたが、このギャラリーで展示してあった版画作家さんの作品が非常に気になる。「女みたいな名前だけど、おっちゃんなんで、期待させてごめんなー」みたいな自筆の自己紹介が笑える。

 次の観光も気になるところなので、明治の町並みを戻りつつ駅へ。5分後にきた特急で松山方面に戻るコースで伊予大洲へ。
道路標識? 大洲に着いてからはまた町並博のブースで情報入手。今回はブースに人がいていろいろ説明してくれました。
 大洲の見所は駅から徒歩20分以上と離れているので、無料巡回バスが走っているからそれを利用すると便利とのこと。次のが来るまで約5分、最終は拠点発17時30分くらいだったかな? 大洲駅で18時待ち合わせだからちょうどいいかも。
 さて、バスが来た。…はいいんだけど、乗ってみるとそれはそれは豪華な観光バスで、ワインカラーのビロードに金モールの飾りがついたカーテンにシャンデリアという内装。5分ほど停車してたけど誰も来ず、豪華バスは私だけを乗客として発車したのでした。…ハズカシー!(笑)
 恥ずかしくなるほど豪華なバスだけど、雨降り&電車移動の身にはありがたい。大洲観光の拠点にする「道の駅」には10分もしないうちに到着。
竹細工と猫  道の駅からは徒歩ですぐのおはなはん通りを通って、目指すは臥龍山荘

 町並博では観光名所それぞれが独自の企画を行っているのだけど、大洲ではバンブーアートが見所。一部に明治〜昭和初期の面影を残す細い路地の玄関先や軒先に、竹細工が飾ってあるのですが、それは風を受けて“カタン…カタン…”“コロコロコロ…”と心地よい音を奏でるのです! 近くに寄ってみると、風かおもりによってかの力で回転した竹がほかの竹にぶつかって音が出るようになっているんですね〜。
竹細工その2  音の出る竹細工のほか、竹の花台を玄関先に置いている家が、ずっと臥龍山荘まで続いています。細い路地をゆるゆる登っていくとますます細く曲がりくねり、その先にありました。
臥龍山荘の門  庭
 和風の門構えから中に入り、石段を登った先でチケットを買って中へ。私は首からカメラをぶらさげていたんだけど(ふだんはそのまま歩くことはしないですが傘があるのでやむなく^^;;)受付の人から「建物内は撮影中止」と言われる。入り口にも書いてあったのでわかってまーす。
 庭に出たら撮影してもよくて、別棟からはこんな風景が撮れる…などと教えてもくれました。
別棟から入り口方面に向かって  欄間の彫刻が四方でそれぞれ「なでしこ=春」「波=夏」など四季を表していて、一部屋だけ他の部屋より天井を高くして圧迫感をなくし、涼しさを出すなど凝っている。他にも一枚板だけど溝を彫ってわざと一枚板に見えないようにしてある廊下とか、こうもりの形をした襖の引き手とか、部屋の奥にある障子から隣の仏間の灯りが透けて見えるようになってるとか、わざと壁を塗り残して下地を出し、田舎のさびれた一軒家の雰囲気を出すなど、ものすごく凝った作り。それぞれの部屋には説明のためのテープデッキが置いてあって、聞きたければ自分でスイッチを押すようになっているので、各部屋を自分のペースでじっくり見て回ることができます。

 ひととおり見たので外へ。庭の木々のおかげでここだけは傘でなく帽子程度でも雨がしのげるので、カメラ構えるにはうれしいかぎり。一番遠くにある離れ「不老庵」(右の写真)からは、肱川を見渡すことができます。
川の流れ  うーん! せめて雨が降ってなければなぁ。それにしても、当たり前だけど遠くの川沿いには現代の建物が点在しているので、それを抜きにして「目で見たままの」広がりある風景を写真に収めるのは、結構難しい気がする…。
赤煉瓦館の中  その後おおず赤煉瓦館へ。こちらはさっきまでとがらりと変わって洋風。さっき宇和で版画展を見て気になっていた山田きよ氏のはがきセットが売っていたので、早速購入。

 竹を使った照明アートの展示がやってるはずなのだけど、入り口がわからないよー??
現役ポストと花壇 昭和初期の井戸
 おっと、バスの時間がもうそろそろだわ。名残惜しいけど、駅まで歩いて帰るのはこの雨では厳しいので、最初に降りた「道の駅」に戻る。その道すがらも竹細工や古い家並みや道々の花で目は楽しい♪
 道の駅で、バスが来るまでの間にアイスを食べつつ(蒸し暑かったところにちょうど売ってたので^^;;)しばし待つ。最終バスに乗り込むと、運転手さんはさっきと同じ人。しかも乗客はまた私ひとり(爆)。たいていの人は車で移動するからでしょうね〜。そのほうが効率よくあちこち見て回れると思うもの。ペーパードライバーとしては、思い切ってもいいけど、何かあったら困るのでパス(^^;;
動く橋 駅に到着してからは待合場の腰掛でアイスの残りを食べまして(笑/固かったんで今ぐらいがちょうどよかった)、あちこちでもらった資料を整理してたら…ヲヲ、Mちゃん! 8ヶ月ぶりかな? 久しぶりーっ!
 ここからはMちゃんの車で移動。この時は雨、小止みになってました。
夕方の空 双海町の海で夕陽を見る予定だったけど、雨はどんどん降る一方。海岸線を走る道から見える海は、空と海の境目もよくわからないほど、どんよりしてる(泣)。「想像して!想像!」と叫ぶMちゃん(笑)。えーと、オレンジ色と灰色と海の青と…(@_@)。

 松山市内に戻ったころには日も暮れて雨が本降りになっていましたが、久しぶりにいろいろ話し込みました〜。CSOIの写真も見てもらったし、生きてると色々あるあれやこれやを(いや、そこまで深刻なものではないですが^^;)語り倒しました。飲みました(笑)。さらに、閉店後は喫茶店に移動してまで語り、深夜になってからお開きに。
 Mちゃん、昨年同様、ありがとうね! あなたのおかげで、楽しい日になりました! お兄様にもよろしく(笑)。

 ホテルは翌日の高松行きを考え、とにかく、なるべく駅に近い手ごろなところを選択。大街道や一番町のあたりに安く手ごろなサービスが受けられるビジネスホテルがたくさんあるので、松山でNHK杯やってくれたら喜んで泊まるんだけどな〜(笑)。
 そうそう、今回は時間がないので道後温泉はパスです(^^;; 今年から本館では塩素殺菌するようになったと聞いてますが、だからパスしたわけではないですよ!

高松編に続く〜

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