翌朝、窓の外を見るとやっぱり雨。風はなさそうなのだけど雨量が多そうで、降りしきってます。前日遅かったのでやめておいた(廊下の音が丸聞こえ=お湯使ったら音が響くと思ったので。)お風呂に入ってからチェックアウトし、駅へ。朝食は駅弁に期待してたので今はパス。 昨日と同じ切符を買い(到着便の半券は搭乗日翌日までOK)、次の高松行き特急が15分後なのを確認してから、またじゃこ天と、忘れちゃならないえひめのまじめなジュースを買って改札へ。ホームで売ってるお弁当からはしょうゆめしを選択。昨日もホームで見かけたけど、その時はまだ内子で降りるか迷っていたので買わなかったのでした(^^;; Mちゃんも是非食べてと言ってたことだし、迷わず購入。 昨日もそうだけど、この特急、指定席をわざわざ買う必要は“まったく”ないです(^^;。自由席でも二人がけに一人ずつ座れるような状態だし、自由席のほうが車両多いんだもの! ということで今日もなんなく席を確保し、高松まで約2時間30分の旅へ! ちなみに松山〜高松間の交通手段は他に高速バスがあります。時間帯にもよりますが2時間30分から3時間30分と特急とそれほど移動時間変わらない上、料金はバスが4,000円。JRの特急利用だと5,500円なので、超割チケットがなければバスを選んでいたかも。 駅弁と「まじめジュース」をうまうまと食しまして、ガイドブックを眺めながら「途中で乗り換えて“こんぴら詣&うどん”か、それとも高松まで行くか?」悩んでいたのだけど、いつの間にか寝てしまってたみたいで、気が付いたら乗り換え駅を出始めた時。これで高松行き決定(^^;; 終点:高松に近づく頃、空が少し明るくなってきたようなので期待したのだけど、駅に着いて降りてみたらまた降りだしてしまいました(泣)。 これはあまり歩き回れないな…。そう思ったところへ目の前にさぬきうどんの店発見。いわゆる「駅の立ち食い店」です。早速、うどん1杯目をここで食べることにする(さっき駅弁食べたんじゃ??)。 迷ったけど、ここはシンプルに「おろしぶっかけ」。店はきれいで、改札の外からも入れるようになっていて(改札の中へ入り放題なのでは…と心配になる程に。)、女性でも入りやすい雰囲気。 さすが「ジャパニーズ・ファーストフード=さぬきうどん」、注文したらすぐ出てきます。もともと「うどん好き」なので、高松は私的天国かも(笑)。 かつて本州との連絡船内で出されていた味がベースとなってるらしいですが、ぴちぴち、つるつる。シンプル・イズ・ベスト! 予は満足じゃー(笑)。ささっと食べ終わったところで、改札を出て荷物をロッカーに預け、市内散策へ。栗林公園もいいけど、ちょっと遠いんだよね…。しかも外に出ようと思ったらいっそう強く降りだしてくるし。すぐ近くの公園もよさそうだし、先にそちらに行こうかな。 |
玉藻公園 海沿いに建つことから、お堀に海水を入れられるのが珍しいのだそう。 松が植えられた庭園には、講演会や集会などに使われる日本家屋が建っています。このときも人がたくさん入っていて、古い建物だけど未だ現役で使ってるというのがいいですよね。 庭園を通って駅と反対側の門から外に出ると、すぐ近くには高松文化歴史館があります。ずっと傘を差しているのも疲れるので、室内で休憩がてら観にいくことに。 |
香川県歴史博物館 ものすごく立派な建物(^^; 今日はちょうど特別展として「金刀比羅宮」本宮の天井を飾るために復元された桜樹木地蒔絵を展示してるというので、それも観ることにしました。 ところで、松山や高松などの駅でパンフレット類に埋もれるように、赤い小さいガイドブックが無料で置いてあるのですが、それが四国全域の観光案内であるとともに割引チケットになっていて、各種観光地の入場料などが割引になるのです。愛媛県内でも使えるところで使ってましたが、高松に来てからも使用。しかもこの小冊子、有効期限が約1年後! 皆さんも四国へ行った際は、チェックしてください! 建物内の展示は先土器時代のジオラマから時代を下って江戸時代の庄屋の蔵、小豆島の分校の教室、昭和20年代の住宅など展示物のほか中を見学できるようになっているのが楽しい。 特別展の桜樹木地蒔絵は、約120年ぶりに復元されたもので、白木の上に模様だけが蒔絵になっていて、138枚全部違う桜の模様なのがすごい! 金刀比羅宮所蔵の“桜”に関する美術品も一緒に展示され、ここだけは桜が満開でした。 展示は多岐に渡り、根が博物館好きなものでついじっくり見てしまって、気が付いたら栗林公園に行くにはちょっと厳しい時刻になってしまってました(^^;; 雨宿り休憩も兼ねての博物館入りだったけど、中にいた間も雨はまったく降り止まず、傘を差さないとずぶぬれになること必至で、栗林公園行きのバスに乗って行って、見学して、最寄のバス停から空港バスに乗れるにしても、まずはロッカーの荷物をとってこないと話にならないので、とにかく駅へ戻ることに。ついでに空港バスの乗り場も確認。私が乗る便よりひとつ前の便に乗る人たちでしょう、結構な行列ができてます。 さて、荷物をとってきたはいいけど、どうしよう?? 栗林公園にこの荷物で傘さして、歩いて行くにはちょっと離れてるからバスを使うか? 徳島方面行きの電車でも行けるか。でもその前に、おなかすいたわ(爆)。時間も移動+公園散策には短く中途半端だったので、空腹を満たすほうを選択(笑)。駅近くにできたばかりのサンポート高松へ行ってみることに。 日中、バラの展示即売をやってたようです。入り口の屋根が中途半端で、思い切り雨が中に吹き込んできてるので、落ち着いて品定めするにはいい環境ではなかったんじゃないかな(^^; 食事処を調べてみると、うどん店が1軒あるほか、和洋いろいろある様子。やはり、うどんかな(笑)。行ってみると、うどんと同じフロアに「ラーメン村」みたいなものができていて、そこだけ雰囲気がテーマパークっぽく、ものすごい人だかり。通るだけ通ってみたけど、どの店も行列がすごい上、新横浜のラー博に入ってる店もあったりして。あえてここでラーメン食べるよりも、やはりうどんにしました(笑)。 求める「製麺所またはセルフ」ではなく、ふつうに「注文したらお店の人が完成品を運んできてくれる」タイプの店なのが少々物足りなかったけど、この店の名物“ざるうどん”付きの天ぷらセット(あとビール^^;;)が実においしかった! つゆの味がちょっと変わってて、ざるうどん(又はざるそば)では食べたことのない味。うむ。美味♪ 食べ終えたところでそろそろ時間なので駅へ戻ると、すでに空港バスには行列ができている。 空港へは30分くらいで到着。バスを降りると、遠くの空がうっすら明るい。 「えーっ、今頃晴れてこないでよ!」と思ったものの、さらに天気が悪くなって飛行機が遅れても困るし(^^;; 事実、私が乗るひとつ前の他社便は少々遅れて到着のアナウンス。 おとなしく、おみやげを物色。空港にはうどん店もふたつあって、最後の締めくくりをしたかったけど(さっき食べたばかりでは??)お店が混んでいたので断念。みんな考えることは同じなのね(笑)。空港内が混んできたのもあって、早めにセキュリティを通って搭乗エリアへ。 売店で冷えた地ビールを買い、おつまみは揚げうどん(うどんのスナック菓子ですね^^;;)。ふつうならここで「じゃこ天」にしたいところかな? 事実、おみやげ用・おつまみ用に少ない枚数入りでも売っていたのだけど、揚げたてのおいしいのを二日間連続で食べたし、Mちゃんも「揚げたてか、あぶるのがおいしい」と言ってたことだし、あえて冷蔵ケースに入っていた冷え冷えのを食べなくてもいいかなと(^^;; ビール3本3種買ったうち、アルトを開けて、揚げうどんをぽりぽり。傍目にはタチ悪いよね〜、きっと(爆)。周囲見渡しても、ビール飲んでるのって男の人ばっかりだし。まぁ、おいしいからいいや。ちなみに「揚げうどん」、セキュリティより前の売店で売ってる、白い袋のが、まさに“うどん”ぽくてオススメです。搭乗エリアの売店のは、細くて茶色くて蕎麦っぽいので(^^;; ビールを飲み終えた頃に搭乗開始。雨は上がり、日も暮れてきました。 羽田到着後は雨を追いかけちゃったのか、こちらも地面が濡れてる状態。疲れていたので、電車ではなく、空港バスで帰ることにしました。時間も10分後に発車とちょうどよかったので(これが30分後とかだったら電車にしましたが)。おかげでよく眠れました。 〜裏話〜 二日間まるごと雨に降られた旅でしたが、そのほかに「忘れ物が多い旅」でもありました。 まず松山で「帽子」をいつのまにか落としてることに気が付き、翌日高松で「折りたたみ傘の袋」をいつのまにか落としてることに気が付きまして(爆)。 これだけ降ってたら帽子も出番がなく、ずっと持ち歩くことになった上、傘もずっと差しっぱなしだったので傘袋の出番がなかったから、仕方がないとは思いますが。 昔から「家に置き忘れてくる」ことはあっても、出先に忘れ物をしてくることはなかったのに、ここ数年で「外に置き忘れてくる」「どこかでいつのまにか落としてくる」ことが増えてきてる気がします。とほほ。 そんなこんなはありましたが、概ね、満足行く旅でした! 次はいつ行こうかなぁ(もう行く気満々^^;;) |